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検査科だより

検査科だより Vol.6 高脂血症

2009/09/27

〜高脂血症について〜

高脂血症とは、血液中の脂質(脂肪)、特にコレステロールと中性脂肪(トリグリセライド)が増えた状態のことをいいます。高脂血症は痛くもかゆくもなく全く自覚症状がありません。しかし、高脂血症は自覚症状が出たときには、すでに心臓や脳または下肢の動脈硬化が進み、突然脳梗塞のような脳動脈疾患や狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患を引き起こすため、高血圧と同様にサイレントキラー(沈黙の殺人者)とも呼ばれている恐ろしい病気です。

閉経後の女性にとっても問題!

一般に男性は女性に比べ、動脈硬化になりやすいといえますが、女性も閉経後は注意が必要です。閉経しますと、血液中の脂質を正常に保つ働きをしていたエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌量が激減するため、LDLコレステロールが増加し、動脈硬化へと進行していきます。

動脈硬化の危険因子とは?

動脈硬化を引き起こし、進化させるのは、様々な危険因子が絡みあっています。特に高血圧、高脂血症、喫煙は動脈硬化の3大危険因子と呼ばれています。危険因子は、生活習慣病の改善で調整ができるものと、調整ができないものとに区分されます。

調整が可能な危険因子 調整が不可能な危険因子
生活習慣の改善で
調節可能な因子
医療によって
調節可能な因子
加齢
性別(男性)
アルコールの大量摂取・肥満・
喫煙・ストレス・運動不足
高脂血症・高血圧・糖尿病・
高尿酸血症・痛風

動脈硬化の危険因子となる高脂血症!

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コレステロールや中性脂肪はなくてはならない非常に大切な成分です!

<コレステロールの働き>:脳をはじめ全身に広く存在し、生命の維持に欠かせません。
<中性脂肪の働き>:エネルギー源になり、体温を一定に保ちます。

高脂血症の検査と診断の方法

高脂血症かどうかは、12時間以上食事をとらずに採血し、血中の総コレステロール悪玉コレステロール(LDL)、中性脂肪、善玉コレステロール(HDL)を測定し、それぞれの血清脂質の値によって診断を行います。

正常値 境界域 高コレステロール血症
総コレステロール 200mg/dl未満 200〜219mg/dl 220mg/dl以上
悪玉コレステロール
(LDLコレステロール)
120mg/dl未満 120〜139mg/dl 140mg/dl以上
正常値 高トリグリセライド血症
血清トリグリセライド 150mg/dl未満 150mg/dl以上
正常値 低HDL血症
善玉コレステロール
(HDLコレステロール)
40mg/dl以上 40mg/dl未満

高脂血症にならないための1次予防とは?

高脂血症にならないためには、日頃からの生活習慣の積み重ねが大事です。長年の生活習慣はすぐには変えられないかもしれませんが、実行することによる効果はてきめんに現れます。しかも、これらの生活習慣は、糖尿病や高血圧の予防にも結びつきます。

食事の面 その他
  • 食事は1日3食きちんと摂る
  • 脂っこいものを控える
  • 就寝前に物を食べない
  • 間食は控える
  • 食塩を控えめにする
  • 食べ過ぎによる肥満にならない
  • お酒を飲みすぎない
  • 喫煙はしない
  • 十分な睡眠をとる
  • ストレスをためない
  • 定期的な健康診断を受ける

予防に勝る治療はありません。高脂血症を防ぎ生活習慣病にならないように万全な体調で仕事にのぞみましょう。
そこで皆さんに提案ですが、一度当院で行なっている生活習慣病検査を受けてみてはどうでしょうか?

生活習慣病検査のお問い合わせは検査科まで

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