ニュース | 医療法人 和光会 一本松すずかけ病院

医療法人 和光会 一本松すずかけ病院
ご相談・お問い合わせ(ソーシャルワーカー)

ソーシャルワーカーが受診や入院の相談や気になる事、 ご家族からのご相談に応じます。

検査科だより

検査科だよりVol.24 検査でわかる腎機能、電解質

2011/09/01

  ketueki_01
 今回の検査科だよりは 「検査でわかる腎機能、電解質」 です。
 当院で行われている腎機能検査(血液検査、尿検査を中心に)で何がわかるか検査項目別に詳しく説明します
      血液検査      ketueki_02

尿素窒素 (正常値 820mg/dl
 
腎臓の機能が正常かどうかを知る指標となります。腎臓は体の老廃物を排泄したり、必要な物質を再吸収して体をいつも良い状態に保つ働きをしています。 尿素窒素は、タンパク質が使われたあとに出た「燃えカス」で、腎臓を通して尿から排泄されます。しかし、腎臓に何らかの障害があると排泄がうまくできないため、血液中にたまって、高値となります。タンパク質の多い食事の後にも上昇します。

クレアチニン (正常値 ♂0.651.09mg/dl  ♀0.460.82mg/dl
 
筋肉運動のエネルギー源として重要な役割を果たしているクレアチンが分解されてできた老廃物で、腎臓を通って尿から排泄されます。腎臓の機能が低下すると、排泄がうまくできず、血液中にたまり、高値となります。

 ●尿酸 (正常値 ♂3.67.0mg/dl  ♀2.77.0mg/dl )
 
アミノ酸が分解されて発生するもので、肉・酒をよく摂取する人で高い傾向にあり、痛風の原因となります。また腎臓から排泄されますので、腎機能が低下すると高くなってきます。

ナトリウム (正常値 135145mEq/l)/クロール (正常値 98108mEq/l
 
大部分は細胞外液に存在するイオンで、体の水分を調整する働きをしています。体の水分量の平衡状態をみる指標になります。

カリウム (正常値 3.55.0mEq/l
 
大部分は細胞内液に存在するイオンで、体の水分を調整する働きをしています。その他、神経の伝達、筋肉の働き、特に心筋の活動などに重要な役割を持っています。低すぎても高すぎても不整脈発作を起こす危険性がありますが、特に腎機能が低下している場合、カリウムの上昇に注意が必要です。

カルシウム(8.210. 0mg/dl )/無機リン (2.54.5 mg/dl )
 主に歯や骨の形成、神経の伝達、血液の凝固などに関係した働きがあります。腎機能の低下に伴い、カルシウムは低下し、リンは上昇します。

クレアチニン・クリアランス (正常値 70156ml/min
 
老廃物を含む血液は腎臓の中の糸球体でろ過されるのですが、その糸球体が1分間にクレアチニンを含む老廃物を何mlろ過出来るかを調べる検査です。
 クレアチニン・クリアランスの値は、糸球体がろ過する原尿の量とほぼ一致する事から、糸球体ろ過量(GFR)を推測し、腎機能のレベルが分かります。最近は、年齢、性、血清クレアチニンから算出される推算GFR(eGFR)が腎機能の指標として用いられます。

       尿検査      ketueki_03

  ●一般検査
 
蛋白
   
腎臓、尿細管、膀胱などの機能異常を調べるもので、高血圧や糖尿病による
    腎障害の指標となります。早期腎障害の指標としては微量アルブミンの測定が
    有用です。
 潜血
   
腎臓、尿細管、膀胱などの機能の異常がわかります。腎炎、尿路結石などで
    陽性となります。
 比重
   
脱水症、糖尿病、腎疾患の疑いがあるときに高値を示します。

 

    腎臓に良い生活習慣
    上記の検査で異常が見られたら・・・
     ketueki_04

ketueki_05

生活習慣病検査のお問い合わせは検査科まで

次回のテーマ : 骨粗鬆症について
医療法人 和光会 一本松すずかけ病院 〒825-0004 福岡県田川市大字夏吉142番地
外来受付 / 受診・入院のご相談 / お問い合わせ(代表)
TEL 0947-44-2150 FAX 0947-44-8251