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検査科だより

検査科だより Vol.8 花粉症について

2009/09/27

〜花粉症について〜

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花粉の季節が到来しました。現在日本では5〜6人に1人が花粉症にかかっており、そのうちの8割がスギ花粉症です。スギ花粉は1月下旬から2月上旬に飛散し始めて3月中旬にピークを迎え、4月中旬まで飛散します(図1参照)。

九州全体では昨年と比較すると、7月の気温は若干低いだけで日照時間も昨年並みであり、降水量は台風の影響もありかなり多いという結果から、予測飛散数は少なく、8月の猛暑を考慮しても平均して昨年の60%程度であると予測されています。今年の飛散開始は九州西部では2月上旬、それ以外では2月中旬と予測しています。また、花粉の飛散は雨の後、天気が急速に回復して気温が上昇する時、さらに風が強い日に多く、午後1時〜3時がもっともピークとなります。

症状としては、くしゃみの連発、鼻水、眠れないほどの鼻づまり、涙目、目のかゆみがあり風邪症状と似た点がありますが、違うのは高熱はなく(あっても微熱程度)、関節痛、のどの痛みが少ないことです。今まで症状がなかった人でも突然花粉症にかかることがありますが、それは花粉に対するIgE抗体が体の中で一定量以上出来てアレルギー反応が始まるためだと言われています。診断にはこのIgE抗体と好酸球数の検査が重要になります。IgEには非特異的IgE(抗体の量がわかります)と特異的IgE(スギやヒノキなど花粉症の原因となっているアレルゲンの種類を特定するセット検査)があり、当院でも受付けています。

今や、国民病と言っても過言ではない花粉症。では、どんな人がかかりやすいのでしょうか?アトピー、食物アレルギー、小児喘息なども、もともとアレルギー体質の傾向が強い人、添加物を多く含んだ食品や肉などのたんぱく質をとり過ぎている人がかかりやすく、さらに生活時間が不規則で睡眠不足の人も自律神経が乱れ、免疫機能が正常に働かなくなってかかりやすい様です。その他都市部で生活している人も、車の排気ガス、工場の煙による大気汚染によりかかりやすいといわれ、生活習慣や環境にも大きく左右されています。

花粉症は、一度かかるとなかなか治ることがなく、毎年数ヶ月間は不愉快な日々を過ごさなければなりません。症状を悪化させない為にも、早めの治療を行い、花粉情報に注目し、予防法を身につけるとともに(図2参照)、日頃から規則正しい生活を心がけ、ストレスをためず心身共にととのえることが重要です。

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うっとうしい花粉症を適切な診断と予防で撃退し、
万全の体調で春本番を迎えましょう

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