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検査科だより

検査科だより Vol.9 家庭血圧

2009/09/27

〜家庭血圧を測りましょう〜

日本の高血圧人口は3500万人といわれています。すなわち、国民の4人に1人は高血圧です。しかも高齢者の半数以上は高血圧ともいわれています。実は高血圧はサイレント・キラー(沈黙の殺人者)とよばれている恐い病気なのです。高血圧により寝たきりになったり、認知症になったりせずに健康で長生きする(健康寿命)ために血圧管理は重要です。また近年、さまざまな家庭血圧計の普及により、自分でも家庭で簡単に血圧を測定できますが、方法、測定時間など個人によってさまざまです。今回は、最近注目されている家庭血圧について考えてみたいと思います。

血圧の測定方法

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白衣高血圧と仮面高血圧

病院や健康診断で測定した血圧値は、家庭で測定した値より高いと感じたことはありませんか?お医者さんの前で緊張したり、怖い病気が見つかるんじゃないかと気にしたりする人は血圧が上がってしまいます。これを「白衣高血圧」とよんでいます。
それとは反対に診察室での血圧は正常なのに、家庭血圧は高血圧をしめすことを「仮面高血圧」とよんでいます。これは、家庭で血圧を測定するときの安静度が不十分なこと、家庭での喫煙の影響、病院の方が安心できるという心理、などが考えられています。また、降圧薬を服用している人にも多く、「薬の効果がきれかかっている状態」を反映している可能性があるともいわれています。最近は、1日1回服用すれば効果が24時間持続する降圧薬が多いのですが、人によっては翌日の服薬時間まで効果が持続しない場合があります。そのため、朝食後に服用した薬が良く効いている昼間に病院で測定した血圧は良好な値なのに、起床後、薬を飲む前に測定した血圧は高いという現象が起きるのです。この仮面高血圧は脳卒中や心筋梗塞など心血管病のリスクが正常血圧者や白衣高血圧より高いことがわかってきました。でも、家庭で血圧を測らない限り、仮面高血圧をみつけることはできません。
このことからも家庭血圧を測ることが重要だといえます。

「血圧を測るたびに違う値がでるので、どれが正しいのかわからない」といわれることがあります。そもそも血圧は1回の拍動に対して1つの血圧値があるので、1日にすると約10万個の血圧値が存在することになります。このひとつひとつが呼吸や日内リズム(内的要因)、食事や気温、運動、ストレスなど(外的要因)によって、刻々と変化するのです。したがって、何度か続けて測っても全く同じ値がでることは少ないのです。つまり、1回1回の血圧値に一喜一憂する必要は全くありません。

どんな血圧計で、いつ、どのように測ったらいいのでしょうか?

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