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検査科だより

検査科だよりVol.30 心筋梗塞の早期診断

2012/09/21

 

◆心筋梗塞とは      
 心筋梗塞は、心臓を動かしている筋肉(心筋)へ酸素や栄養を供給している血管(冠動脈)に血液が流れなくなり、一部の心筋が死んでしまう(壊死)病気です。心筋梗塞を発症すると、血流が途絶えている部分の心筋の細胞が1~6時間で壊死してしまい、それに伴って心臓の拍動が乱れたり(不整脈)、心筋の収縮力が弱まり(心不全)、全身に血液が十分送れなくなったり、心臓のポンプ機能の低下を招くといった危険な症状が起こります。血流障害が広範囲に及んだ場合には、短時間のうちに病状が急変して死亡することもあります。
 そこで今回の検査科だよりは、心筋梗塞の早期診断についてお知らせします。


◆心筋梗塞の原因
 いわゆる生活習慣病(高脂血症、高血圧、糖尿病)にかかっている人は、心筋梗塞を発症するリスクが高くなります。喫煙や飲酒もリスクを増大させる要因のひとつです。また、精神的なストレス、睡眠不足、疲労も、高血圧を誘発し、血栓が出来やすくなります。


◆検査

 ●心電図

 心筋梗塞の発作は時間とともに特徴的な心電図変化を起こします。心電図変化を知っておくことは心筋梗塞の診断と発症してからの時間経過を知ることができるため重要です。
 
  ●血液検査

特異的でないが必ずみられる所見として、AST(GOT)、LDH、CK、白血球 の上昇があり、それぞれ上昇し始めた時期は発症時間の予測に役立ちます。血液検査で異常を来す時間は白血球2〜3時間、CK2〜4時間、AST 6〜12時間、LDH 12〜24時間、CRP 1〜3日値が上昇します。

  

●心エコー 
 
 心エコー検査も非常に重要です。他の検査で異常が検出できないような超早期の心筋梗塞でも、部位と範囲(前か後ろか下側か?狭い範囲か広い範囲か?)を評価するために有効で、診断が確定することもあります。きわめて迅速にその場で医師が確認でき、大きなメリットがあります。
 

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