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検査科だより

検査科だよりVol.35 インフルエンザについて

2013/12/03

インフルエンザの特徴

 
 これらの事から、インフルエンザは慎重な予防対策と発生後の対応が必要で、普通のかぜとは区別すべき病気です。一般に、重症化しない限りは、症状はだいたい約1週間でおさまりますが、高齢者などでは肺炎等の合併症を起こしやすいため注意が必要です。

 
  インフルエンザ 普通感冒
発熱 急激 緩徐
悪寒 強い 弱い
優勢症状 全身症状 上気道症状
発熱(体温) 高い
しばしば39~40℃
ないか
あっても37℃
全身の疼痛
(腰痛・関節痛・腹痛など)
強い なし
重病感 あり なし
鼻・咽頭炎 全身症状に後続する 先行する・顕著
経過 一般的に短い 短いが長引くことあり
合併症 気管支炎・肺炎 少ない・中耳炎・副鼻腔炎
発生状況 流行性 散発性

                               ※「普通感冒」は一般的に「かぜ」と呼ばれるものです。

インフルエンザウィルスの種類

現在までに人の世界で発見されているインフルエンザウイルスには、A、B、Cの3つの型があります。毎年「流行」を起こすのはA型とB型で、中でも大流行を起こすのはAです。

*2013年/2014年のインフルエンザの症状発症による流行の主力も、前回シーズンと
同様にA型香港インフルエンザの流行が予想されます。
その特徴は、非常に危険性が高く、ウィルスが変異しやすい。また、爆発的に
世界規模で 感染する危険性があると言われています。
これは是非ともかからない様にしたいものです。
 
 インフルエンザの流行シーズン

通常日本では、毎年11月下旬から12月上旬にインフルエンザのシーズンが始まり、1~3月にピークを迎えます。その後、4~5月にかけて患者数は減少します。2013年/2014年はおよそ例年並みの期間にピークを迎えると予想されます。
 
 

インフルエンザの健康被害

インフルエンザは突然の高い熱と、強い全身症状が特徴です。特に高齢者や乳幼児は重症化しやすいので注意が必要です。
また、インフルエンザによる死亡者のうち圧倒的多数を占めるのは、65歳以上の高齢者です。

インフルエンザによる死亡者数(厚生労働省「人口動態統計」より)

 
インフルエンザワクチンの有効性

流行を予測してワクチンを作っているために、その予想が外れた年は効果が低いことも知られていますが、健康な成人ではおよそ60%程度の発症を防ぐ効果があると考えられています。

また、ワクチンは毎年、少しずつ変更されているため、可能な限りワクチンを毎年したほうがよいとされています。
 
 
インフルエンザワクチンの有効期間と接種時期

 効果の発現と持続時間には個人差がありますが、一般的にはインフルエンザワクチン接種後2週間ごろから5ヶ月間程度効果が持続するとされています。
また、接種時期は流行が始まるとされている12月頃までに接種を完了することが望まれます。

 
 
インフルエンザの基礎知識
 
 
 
インフルエンザの診断・検査
 
 
 
インフルエンザの治療
治療の基本は、症状を緩和するための対処療法と抗インフルエンザウィルス薬による治療です。
抗インフルエンザ薬には、タミフル(カプセル)、リレンザ(吸入薬)、イナビル(吸入薬)、アピアクタ(点滴)などがあります。

 
 

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