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検査科だより

検査科だよりVol.37 PM2.5と黄砂の影響について

2014/07/22

PM2.5とは?

大気中には、綿ぼこり、土ぼこり、花粉、黄砂などいろいろな粒子が浮遊しており、ぜんそくの原因のひとつともいわれ、従来から問題視されてきました。
そうした粒子の中でも、粒の直径1000分の2.5ミリメートル(2.5マイクロメートル)以下の細かい粒子が、PM2.5(微小粒子状物質)です。PM2.5は、小さな粒子なので、鼻毛のような人体の防御機能ではブロックできず、気管を通過しやすく、肺の奥深いところまで届くので、人の健康に影響を与えることが報告されています。また、酸化水銀や鉛などの重金属や、その他の有機化合物が付着することも問題とされています。

pm2.5_01

 

PM2.5に含まれているものは?

PM2.5の大半は、排ガスなどに由来する有害ガスが凝集してできた微粒子です。特にディーゼル排気微粒子は、発ガン性や気管支ぜんそく、花粉症などの健康への影響との関連が懸念されています。

 pm2.5_02

 今、中国の大気汚染物質が偏西風によって日本まで運ばれてくることがあり、
問題になっています。
環境基準
  (人の健康の適切な保護を図るために維持されることが望ましい水準)
             年平均値 15μg/m3以下 かつ 1日平均値 35μg/m3以下

 基準値を多少超えたからといって、すぐに重大な健康影響が出るとは考えられません! 
しかし!
呼吸器系、循環器系疾患のある方、小児、高齢の方等は、
不要不急の外出をなるべく避けましょう。

 

黄砂とは?

 黄砂は、主として中国のゴビ砂漠、タクラマカン砂漠などで強風により吹き上げられた多量の砂が運ばれて、日本で降下する現象をいいます。一般的には、春季(3月~5月)に多く見られ、濃度が濃い場合は、空が黄褐色となることがあります。
黄砂の粒子は細かい土の砂粒なので、気道を刺激すると咳が出ます。
また、黄砂は、農業生産や生活環境にしばしば重大な被害を与えるばかりでなく、降水にも影響を及ぼしており、海洋の生態系にも大きな影響を与えていると考えられています。
pm2.5_03 

 

対策

1、PM2.5黄砂の多いには外出を極力控える。

2、花粉症対策と同様に、眼鏡やマスクを使用する。
    
喘息があると、発作の悪化因子になりますので、飛散の多い日には注意し、
     マスクをして気道に入るのを防ぎましょう。

3、洗濯物にも注意。干している洗濯物にPM2.5や黄砂がついている
  可能性大です。室内干しがよいでしょう 。

    
乾燥肌や皮膚を刺激し、アトピーの症状を悪化させることがあります。
   空気清浄機を使用するとよいでしょう。

4、タバコもだめです。特に屋外の喫煙は、タバコの煙とPM2.5も同時に 
  
吸うことになります。

TVの天気予報で、毎日のPM2.5や黄砂の情報が出ていますので、参考にすると良いでしょう。   pm2.5_04

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