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2009/09/27
糖尿病の方の中には、口渇・多飲・多尿などの症状があらわれることがありますが、まったく症状がないことも多く、気付かない間に病気が進行していることもあります。
症状が出てきた時には、すでに眼や腎臓に合併症が出ていた・・・。そんなことのないよう、定期的に検査を受け、病状を正しく認識しなければなりません。
また、内臓肥満に加えて糖尿病や高血圧など生活習慣病の重積した病態をメタボリックシンドロームと称しています。
1型糖尿病、2型糖尿病、遺伝子の異常やほかの病気が原因となるもの、妊娠糖尿病などがあります。日本の糖尿病患者の90〜95%は2型糖尿病です。
尿糖検査:尿中のブドウ糖濃度です。 | 基準値:陰性(−) |
尿蛋白検査:糖尿病による腎障害の指標となります。 | 基準値:陰性(−) |
尿中微量アルブミン検査:尿蛋白より早期の腎障害の指標となります。 | 基準値:30mg/日未満 |
血糖検査:血液中のブドウ糖の濃度で、食事との関係で大きく変化します。 | 基準値:110mg/dl未満(空腹時) |
75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT):75gブドウ糖水を飲み、経時的に血糖値の値の変化を調べる検査です。 | 基準値:2時間値 140mg/dl未満 |
血中インスリン(IRI)検査:血中のインスリン量です。注射によるインスリン量も含みます。 | 基準値:3〜15μU/ml |
C-ペプチド(CPR)検査:血中のインスリン量です。注射によるインスリン量は含みません。 | 基準値:1.5〜3.5ng/ml |
グリコヘモグロビン(HbA1c )検査:測定の1〜2ヶ月の血糖の状態を知ることが出来ます。 | 基準値:4.3〜5.8% |
グリコアルブミン(GA)検査:アルブミンとブドウ糖と結合したのが「グリコアルブミン」です。 検査前1〜2週間の血糖の状態を知ることが出来ます。 |
基準値:12.4〜16.3% |
フルクトサミン検査(糖化アルブミン):測定の2週間前の血糖状態を反映します。 | 基準値:205〜285μmol/l |
血漿1,5AG検査:近日の血糖状態を反映し、薬物の治療効果の指標とします。 | 基準値:14.0〜46.0μg/ml |