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検査科だより

検査科だよりVol.3 メタボリックシンドロームについて

2009/09/26

最近、生活習慣病として問題になっている肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症。これらは個々の原因で発症するというよりも、特に内臓に脂肪が蓄積したことにより、動脈硬化を進行させられたことが原因と考えられています。このような状態をメタボリックシンドロームとよび、注目されています。メタボリックシンドロームの人は、肥満症、高血圧、糖尿病、高脂血症を重複して発症することにより、異常の程度は軽くても、動脈硬化のリスクが高くなり、心筋梗塞、脳梗塞などの発症率が健常人の数倍、数十倍に跳ね上がることが知られています。

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肥満のふたつのタイプ、「洋ナシ」?それとも「リンゴ」?

体のどの部分に脂肪がつくか、肥満はふたつのタイプに分かれます。
下腹部、腰のまわり、太もも、おしりのまわりに皮下脂肪が蓄積するタイプを「皮下脂肪型肥満(洋ナシ型)」内臓のまわりに脂肪が蓄積するタイプを「内臓脂肪型肥満(リンゴ型)」とよびます。どちらかを調べる方法として、ウエスト径(へそまわり径)が、男性では85cm以上、女性では90cm以上であれば、内臓脂肪型肥満が疑われます。このとき、ウエスト径は立ったまま、軽く息を吐いた状態で、へそのまわりを測ります。(通常の洋服の採寸などで測るウエストサイズとは異なります。)あなたのウエストサイズは大丈夫ですか?

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メタボリックシンドロームを改善するために

生活習慣をちょっと改善するだけで、内臓脂肪を減らし、メタボリックシンドロームを防ぐことが出来ます。内臓脂肪と皮下脂肪では、エネルギーの使われ方が違います。「内臓脂肪」は日々の生活の為の普通預金、「皮下脂肪」はいざというときに備える定期預金にたとえられます。つまり、内臓脂肪は比較的容易にたまり、容易に燃焼することができるので、日々の食事や運動を心がければ減らせます。まずはあなたの生活習慣を振り返ってみましょう。

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運動は内臓脂肪を減らすのに一番効果的な方法です。でも運動するぞと気負ってもついついさぼりがち。運動を毎日のライフスタイルに組み込んでみませんか?階段あり、坂道あり、まわり道あり。町の中は無料のジムです。エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使う、バス停ひとつ分歩いてみる。そんなところから始めてみましょう。
また、誰でも簡単にできる運動でおススメなのが、ウォーキングです。健康維持に最適な運動消費カロリーは、1日あたり約300kcalといわれています。これを消費するには1日で1万歩を歩く。自転車こぎなら、1時間。がんばってみましょう。

内臓脂肪がたまりやすい食事は、高脂肪食(脂っこいもの)、高ショ糖食(甘いもの)、高カロリー食(食べ過ぎ)、低繊維食(緑黄色野菜の不足)です。また、濃い味付けは塩分を取り過ぎるだけでなく、食欲をそそり、食べ過ぎを招きます。また、アルコールも脂肪に変わりやすいので取り過ぎは禁物です。バランス良い食事と腹八分目。これがメタボリックシンドロームにならない秘訣です。

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