ソーシャルワーカーが受診や入院の相談や気になる事、 ご家族からのご相談に応じます。
2010年5月21日
2月19日、第2デイケア棟にて第154回筑豊ブロック地域精神医療研究会(通称PNC)が行われました。

PNCは筑豊地区の精神科病院・保健福祉環境事務所が輪番制で研修を担当しているもので、今回で154回目という歴史のある研修会です。ちなみにPNCは保健師(Public health nurse)、看護師(Nurse)、ケースワーカー(Caseworker)の頭文字から来ています。
今回は当院が当番病院で、2、3ヶ月前から西看護部長・奥村主任・田中を中心に準備を進めてきました。研修のメインテーマを『収容型病院から治療型病院への脱却-林田 隆晴― ~一本松すずかけ病院の新たな取り組みについて~』とし、病院全体に関して「組織的運営としての病院」として西部長より、すずかけ3病棟に関して「急性期病棟立ち上げから半年のあゆみ」として佐野師長とすずかけ3病棟看護師古田氏より、デイケアに関して「ここ数年のデイケアの変遷」として斉藤課長より、GHあゆみハイツに関して「グループホームにおける地域生活支援について」として今村主任より発表していただきました。

今回はPNCに加入している病院・保健福祉事務所のほかにも、日ごろ当院と関連のある施設(愛和社会復帰センターetc)、行政(小倉南区役所etc)など筑豊地区に限らず招いて当院の新たな取り組みを知っていただき、連携を強化していくという狙いもありました。
当日の会場に関しては、先日行われた家族の集いの経験を生かし、第2デイケア棟を使用しおよそ150人の参加で行われました。フロアの各所に各部門からの掲示物を添付したことも好評で、休憩時間や入退席の合間に足を止め手近のスタッフに質問をされる参加者の方も多く見られました。中でもARPや認知症に関しては、当院が専門的な取り組みをしていたことをご存じない行政の方もおられ、今後新たな連携を期待されるとのことでした。

発表に関しても、西部長の総論的な発表から他の発表者の各論的な発表につながり、とてもわかりやすく、会場の参加者の方からも「ミーティングという言葉が印象に残った」「今後の精神科病院のあるべき姿である」などの言葉をいただき、当院の新しい取り組みを評価していただきました。

今回のPNCでは、他施設・他機関の方たちに新生「一本松すずかけ病院」を知っていただくという意味では、目標はほぼ達成されたといってよいのではないでしょうか。しかしだからこそ今後われわれが求められる水準はより高くなってくると言えます。取り組みや設備だけでなく、われわれ自身の意識も新しく変わっていったのだと示せるよう、日々の業務にいそしまなければならないと改めて感じました。
( 記 PSW 田中 )